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UFO甲府事件現場レポート

1975年2月23日、6時半頃、甲府市上町に住む小学2年生のKくんと同級生のYくんは、
東の空の山の上に輝く二つのオレンジ色の物体を目撃した。
ここまでなら良くあるパターンで済まされてしまう。
しかし物体のうち一つはぐんぐん自分たちの方に向かって近づいて来るではないか!!
二人はすぐ近くの墓地に身を潜め、上空にとどまって回転する「物体」をやり過ごそうとした。
「物体」は近くのブドウ畑の方に向かって通り過ぎ、二人は家に向かった。
しかし、家に向かう途中のブドウ畑に同じ光を放つ物体が着陸していたのだ!!
それは当時テレビをにぎわせていたアダムスキー型円盤の同型機に違いなかった。
四角い窓、三つの球形着陸脚、少し浮き出たような「宇宙文字」、
二人は怖々別々の方向から「円盤」の観察を行った。
その時Kくんの側にあった「ドア」がバタンと開いたではないか!!
中から現れたのは身長130センチ、顔は茶色で深いしわが入っており、
三本の牙を生やし、ウサギのような耳を持ち、肩に銃らしきモノを持った、
足の指二本の「宇宙人」だった!!
Yくんはこの時反対側で物音がするので行ってみると、
肩を叩く者がいた、振り返ったYくんの見たモノはKくんの姿ではなく、
Kくんの見たのと同じ「宇宙人」だった!!
しかもテープレコーダーの早回しのような声でしゃべるではないか!!
Yくんは動けなくなってしまい、「死んだふり」をして「宇宙人」から逃げようとした。
「宇宙人」が別の所を観察しているとき、Kくんが現れYくんを背負って逃げた。
その時Kくんは「円盤」の内部に計器がびっしり詰まっているのを目撃している。

(参考資料:世界UFO大百科・学研)

という訳で前置きが長くなりました。
今回は日本の誇る「第三種接近遭遇」である「甲府事件」の現場に行って参りました。
もう30年近く経つのですね・・
この事件の起きた1970年代は空前のUFOブームでして、
昼のワイドショーでは「宇宙人を呼ぶ方法」が堂々放送され、
テレビの子供向け特撮では相変わらず毎週宇宙人が地球を侵略し、
夜中は夜中でアメリカでのアブダクション事件が放送され始めていました。
つまりは大人も子供も男も女も「UFO」に夢中だった(?)恐ろしい時代と言えましょう。
このあとになるのですが、ピンクレディーや焼きそばも現れてきます。

それでは2003年現在の現場の写真を見ていきましょう。



最初の目撃場所となった「ローラースケートをしていた空き地」
がよく判りませんでしたので、それらしき所を。
墓地の東側に当たる所であり、現在ここまで墓地は広がっています。
あの山の向こうから円盤は来たのでしょうか?



はい、墓地です。
お手元にこの事件の関係の写真のある方は見比べて見て下さい。
ここに二人は身を潜めていたようです。
円盤の見えていた方向は撮影者のいる方向のようです。



そして・・着陸現場です。
最初の円盤は向こうの山の方(北側)に飛び去ったようです。
事件当時の写真をお持ちの方、遠くの山並み及び、
林の向こう側に見える住宅に注目して下さい。
一軒しか見えませんが実際は二軒並んでいます。
当時は団地(墓地の隣)の北側一帯がブドウ畑だったようなのですが、
現在は新興住宅地に農地が点在する風景となっています。
ここでも(手前の土地では)ブドウ栽培は行われていません。
右に見えるのが市営甲府病院です。
現場と団地の間を県道117号線が横切った事もあって、少し変化が見られます。

注:通りすがりさんよりご指摘を受けました
「着陸地点に当時小学生だった友達といってみましたが人がたくさんいて
ぶどう棚を支えているコンクリ支柱が数ヶ所倒れていたのを記憶しています。
あのぶどう畑は今もコンビニからけやき通り昇った所に
小さいながら現存していると思います。

とのことです。
ご指摘の通りこの写真から見て右側(現場東側)には、
まだブドウ畑が見られます。



参考資料としてブドウ畑の画像を。
これも団地の北側に存在するブドウ畑です。
KくんとYくんは画面右から左にこの道を歩いて家路に着こうとしました。
ついでにブドウ畑の仕組みを簡単に言いますと、
コンクリートや鉄パイプで柱を作り、その上に棚を作ってブドウの蔓を巻かせます。
(この説明で判るかな?)
円盤はコンクリートの柱を折り、棚に使われた金網を広げてしまったそうです。
損害賠償請求はどこに出せば良いのでしょう?



墓地の西側にある団地です。
本には「日の出団地」と書かれていますが「雇用促進住宅」と改名されています。
円盤はこの団地を迂回するように飛んでいったようです。
KくんとYくんはこの団地と墓地の間にある道を北に向かい、
ブドウ畑の方に行ったのです。

注:通りすがりさんよりご指摘ありました。
「日の出団地は団地といいながら実は建売の一戸建てが並ぶ住宅群で
雇用促進アパートと市立甲府病院の間に位置しております。」
との事です。
雇用促進住宅の北東にあたりますが、UFO本のいくつかには、
「雇用促進住宅」を「日の出団地」とし、その東の墓地に逃げ込んだという、
私と同じ勘違いが見られるようです。



発光体としてのUFOの目撃者は少年だけではありません。
二人の母親と、ここに写っている「環境センター」の管理人、
Aさんも目撃しています。
私は近くまでは行きませんでしたが、ぜひ見ておきたいスポットです。


現場に行ってみたい方にちょっとガイドしておきましょう。
公共交通機関で行かれる方はJR甲府駅より8番のバス乗り場
(2003年5月現在)
「市立甲府病院」行きで「上町雇用促進住宅」バス停まで向かって下さい。
ここが団地の正面になります。
団地の東側の道を北に向かえば着陸現場です。
途中右側に墓地も見ることができるでしょう。

また現場最寄りの駅は「南甲府」ですが、ここから歩くと40分以上かかりますので、
タクシーの使用をおすすめします(常駐してます)。

お車で行かれる方は中央高速甲府昭和インターチェンジを降り、
国道20号線を勝沼方面に向かい、右手にブリジストンが見えたら
その次の信号(公園入口)で右折して「小瀬スポーツ公園」方面に向かって下さい。
この道が県道117号線で、ここから二つ目の信号のあたりが着陸現場です。
団地に向かうには右折します。
さらに117号線を行くと左手にコンビニが見えますので、
ここに止めて散策するのも良いでしょう。
また国道20号線を「中小河原」の信号の次の立体交差で降り、
右折して県道113号(甲府精進湖線)を南に向かい、
(この途中右手にインターネット喫茶もあります)
「住宅西」の信号で左折しても団地方面に向かうことができます。

詳しくは各自地図を見てお確かめ下さい(おいおい)。

また、食事については国道沿いのファミレスでも良いのですが
(打ち合わせにも便利だしね)、
甲府市街に足を伸ばしてみるのも一つの手だと思います。
そして山梨もまた温泉の多いところであり、
南甲府駅東側の住吉5丁目にも「湯王温泉ホテル」、
日帰り入浴の「フジ温泉」が存在しています。
・・ってこれだけしか確認していないだけで他にも色々あると思います。

それでは、もし行かれる際は現地の方にご迷惑かけないよう、
(ふれあいのある取材も良いモノですが、観光地ではないので。色々な人がいますし)
お気をつけて行ってらっしゃいませ。


・おまけ、甲府事件関連の言葉
及び甲府近辺での他のUFO目撃

・レンズ型UFO
いわゆる金属製に見える円盤ではないのだが、
レンズ型をした光る物体も甲府では目撃されている。
八ヶ岳方向、棚山方向など比較的北側が多いようだ。
芦川村の大石峠から南東方向や、笹子峠付近でも目撃されているようだ。
(kentaroさまの情報より)


・金峰山
甲府市北側にある標高の高い山。
甲府事件で少年達が、最初のUFOは北側の山の方に飛び去ったと発言している。
「誰に話しても信じていただけないものと思い、黙っておりましたが、
2年ほど前、私はここでいわゆる『空飛ぶ円盤』を目撃しました。
その形はまさにあのアダムスキー型に見えました。
私自身UFOは存在すると考えておりますが、まさかあの形の物体が、
目の前に現れるとは思いもよらず、自分の脳を疑いました。
物体は左を下にして静止した状態で、少し落下していくようにも見えました。
しかし、しばらくして急に姿を消してしまいました。」
(kentaroさまの情報より)
また、kentaroさまのご友人は甲府市内より金峰山方向に、
葉巻型物体が降下していくのを10数年前に目撃したそうです。


・舞鶴城公園
甲府駅南側にある、割と大きな公園。
じつはここの上空でも円盤の目撃があったという。
時期的には少なくとも20年以上前、
「UFO」という言葉が一般的になっていた頃というから、
「甲府事件」と同じ頃だったのかもしれない。
形状はいわゆる円盤形であり、甲府事件での着陸時の姿とも共通点がある。
しかしあまりにもなその姿のため、目撃者は語らず、
話題にもならなかったという。
(史郎さまの情報より)


・土屋嘉男氏
黒澤作品に出演するなど、有名な俳優なのだが、
特撮作品にも数多く出演している。
甲府盆地の塩山市出身である。
UFOなどについても戦後の初期の頃から興味があり、
観測会に出席したり、子供を呼んでUFOを見る会の様なこともしていたらしい。
戦前にも梯子付きの卵形飛行物体を母親と目撃したり、
大菩薩峠に行った際には、不規則な飛び方をする帽子型の飛行物体を目撃、
また「オビンズル」という耳が大きく目鼻の無い人に会ったという。
これらの話は「甲府事件」と共通点も多い。
少年達の見たモノは土屋氏の見たモノと同じなのか?
はたまた土屋氏と少年達にはどこかで接点があって、影響を受けたのか?
このあたり謎に包まれているが、事件を解く糸口の一つになりそうだ。


・バット星人
「帰ってきたウルトラマン」最終回に登場した宇宙人。
甲府事件の宇宙人はこれ(のソフトビニール人形)に似ているという噂。
メーカーは当時多数のソフトビニール人形を生産したブルマァク。
少年達の目撃がこれによってゆがめられてしまっている可能性も存在する。
(ヒル夫妻事件のリトルグレイなど、宇宙人目撃に映像などが影響した例は多い)
実際調べてみると牙の付き方、耳(角?)の付き方、衣装(?)などに共通点が見られる。
当時モノのソフトビニール人形を入手して、さらに調査する必要があると思われる。

※該当する宇宙人が「バット星人」ではないか?というのは主天童子さまのご友人からの情報でした。
このあたりは謎に包まれており、他に該当する「宇宙人」が存在するかもしれません。




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